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アクマロが仕掛けた術によって、この世に出現しようとする地獄は、はぐれ外道である十臓の一太刀を待つのみ。 吹き立つ地獄の予兆にシンケンジャーは果たして… 丈瑠「伏せろ!」 前回アクマロが立てた楔から生じた衝撃波で吹き飛ばされた丈瑠達が目を覚ました。 丈瑠「ことは!ことは!」 千明「流之介…」 丈瑠「茉子!茉子!」 源太は違う所にいた。 その近くに、十臓が倒れていた。 源太「死んでは、ないよな…」 (今なら倒せる!) 源太がスシチェンジャーを構える。 アクマロ(地獄の隙間を切り開けるのは、やはり人と外道の隙間にいるもの。そう、はぐれ外道であるあんたさんのような…) 源太(コイツを倒せば、地獄がこの世に出てくることはねぇ…それにタケちゃんが命張って戦う必要もなくなる…!) アクマロ(十臓さん、この裏正、あんたさんの家族で作りました) 源太(家族…こいつにも、けど…放っておけば、いつか、丈ちゃん…その上、地獄まで…!でも…!) アクマロ(あんたさんの家族で作りました。閉じ込められた魂が解放されるには…。魂を救う為にも…!) 源太が十臓に背を向けた。 源太(オイ…いいのかよ…いいのか!?) 源太はその場から走り去った。 第四十三幕最後一太刀(さいごのひとたち) 丈瑠達は、志波亭に戻った。 彦馬「殿、6つの地点を確認いたししましたが、正体不明の噴出は停まらず、かなりの被害が…このまま、地獄が地上に現れたら、どれ程のことになるか…」 千明「何とか止める方法は、ねぇのかよ」 丈瑠「あるとしたら、十臓だ。アクマロが言ってた通りなら奴が裏正を使わなければ済む話になる」 茉子「確かに。ただ、裏正にあんな事情があったとなると…」 龍之介「本当なんでしょうか、家族とは?」 丈瑠「天元寺に墓があった。一族に外道に堕ちた人間がいたせいで、名前も入ってなかったが…」 ことは「家族のためって言われたら、やっぱり協力するやろうな…」 丈瑠「止めるしかない。どんな事情があってもな」 源太「…すまねぇ!」 千明「何だよいきなり」 源太「俺、さっき…十臓倒せたのに、わざと見逃した…怪我してるみたいだったし、俺一人で何とか出来たかもしれねぇんだ…なのに、あいつの家族とか考えたら…でも、そのせいでたくさんの人が危険に晒されたまんまだ、丈ちゃんもまたあいつと…すまねぇ!!」 千明「しょうがねぇよ…」 源太「しょうがなくねぇ!!甘ぇんだよ、俺は…生まれ付いての侍じゃねえっての、こういうことかもしれねぇ…」 千明「源ちゃん…」 流之介「確かにな、甘すぎた」 千明「おい」 流之介「十臓をやる絶好の機会だったのは、確かだ」 千明「かもしんねぇけど、源ちゃんにそんな卑怯な真似しろってのか!」 龍之介「それでこの世が守れるんだぞ!それが侍としての覚悟だ!」 千明「源ちゃんにはそれが無いっつうのかよ!」 流之介「今回はそう言わざるを得ない…」 千明「お前なぁ!」 丈瑠「よせ!」 茉子「私も薄皮太夫の時、迷ったから分かる…でも…」 源太「戦わなきゃ、なんねぇだよね…本当に悪かった…」 茉子「源太…」 天現寺。 そこに来た十臓は自分の墓石を見ていた。 回想。 十臓がはぐれ外道になった経緯の光景となる。 アクマロ(この裏正、あんたさんの家族で作りました。最期まであんたさんの人斬りを止めたいと願って亡くなったご家族の…) 十臓を引き留められなかった嘆く十臓の妻の前にアクマロが出てきた。 妻「きゃー!」 死んだ妻を見て咳き込む十臓にアクマロが裏正を渡した。 アクマロ「どうぞ、これで満たされぬ器、思う存分に…」 十臓が裏正を手に取ると、両目が赤くなる。 源太は、ゴールド寿司の屋台に戻った。 ダイゴヨウ「親分!ケガ大丈夫ですかい?」 源太「ああ…侍がクリスマスじゃねぇよ…やっぱり俺は寿司屋か!」 ダイゴヨウ「当たり前じゃないですか」 源太「うるせえ!」 源太はダイゴヨウを殴り飛ばした。 翌朝。 千明「何、どこ行くんだよ?」 流之介「どこでもいいだろ」 千明「もしかして…お前も源ちゃんのとこ? やっぱ、気になってんじゃん」 流之介「当然だ」 そこに、ダイゴヨウが来た。 ダイゴヨウ「てぇへんだ!てぇへんだ!」 ことは「どうしたん、ダイちゃん?」 ダイゴヨウ「親分が十臓の責任取るって、一人で!」 千明「はぁ?」 ことは「えっ?」 その時、外道衆の出現を知らせる隙間センサーが反応した。 丈瑠「912番…」 その地点は、アクマロが打ち込んできた6つの楔の中心だった。 彦馬「恐らく、アクマロが…」 丈瑠「裏正を持ってるのは、奴だ。茉子、ことは、俺達はアクマロを」 茉子「うん」 ことは「はい」 丈瑠「流之介と千明は、源太と一緒に十臓を」 千明「お?」 丈瑠「源太を頼む…」 千明「あぁ」 アクマロは、石堤の前に立っていた。 アクマロ「うふふ、地獄が生まれたがってる…さぁ、十臓さん、裏正が待っておりますよ」 そこへ行こうとする十臓の前に源太が出てきた。 十臓「寿司屋、何しに来た?」 源太「行くのか?アクマロの言う通り、裏正で地獄を…」 十臓「止めたいのか、なら何故あの時斬らなかった?」 源太「…俺が、寿司屋だから…」 十臓「面白いと思っていたが、本当に面白いな」 源太がサカナマルを取り出した。 アクマロ「ふふふ…ん?」 ダイゴヨウ「御用だ!御用でい!」 アクマロの元に、丈瑠達が来た。 アクマロ「シンケンジャー」 丈瑠「アクマロ、その裏正、渡してもらう」 アクマロ「我の最高傑作を気安く呼んでもろたら、困りますな!」 アクマロが丈瑠達へ光線を放った。 丈瑠「一筆奏上!」 ことは・茉子「「一筆奏上!」」 丈瑠達は避けながら、シンケンジャーに変身した。 アクマロ「ナナシ連中出会え!」 ナナシ連中がシンケンジャーの前に出てきた。 千明「いた!」 流之介「源太!」 千明と流之介は、源太を見つけた。 源太がサカナマルを置いて、両膝を付いた。 源太「俺はやっぱ…侍になりきれねぇ…外道衆は許せねぇけど!家族の魂救いたいって奴をどうしても、剣で止められねぇ…」 千明「源ちゃん…」 源太「だから・・・!だから頼むしかねえ・・・裏正を、諦めてくれ!このとおりだ!頼む!!」 源太が土下座した。 十臓「そうだな…確かにお前は侍に向いてない。寿司を握ってる方がお似合いだ」 十臓が源太めがけて、蛮刀毒泡沫(ばんとう・どくほうまつ)を振り下ろした。 源太が目をそむける。 しかし、割って入った流之介と千明がシンケンマルで毒泡沫を受け止めていた。 千明「ウチの6人目が何だって?」 流之介「我々はこの男ほど人が良くない。遠慮無く力づくで行くぞ!」 千明と流之介が十臓と戦う。 源太「流之介、千明…」 十臓「くだらん」 十臓は二人を飛び越え、去って行った。 千明「あいつ行く気だ!早く追いかけようぜ!」 流之介「源太」 源太「情けねぇ…考えた挙げ句、俺はこんなに甘い…」 千明「それでこそ、源ちゃんだろ?格好良かった」 流之介「私にはとても出来ない。源太、多分お前のような侍が私達には必要なんだ。殿達もきっとそう思っている」 千明「行こうぜ。地獄なんかこの世に出してたまるかよ」 源太が、サカナマルを掴んだ シンケンレッド達はナナシ連中を一掃した。 その爆発から、スーパーシンケンレッドが飛び上がった。 レッド「モウギュウバズーカ!」 レッドは上空からモウギュウバズーカを撃つも、アクマロはその砲弾を手で弾き、爪を伸ばし、レッドをたたき落した。 イエロー「殿様!」 そこへ、十臓が来た。 アクマロ「十臓さん、待っておりました。裏正はこれに」 レッド「待て!」 アクマロ「ふん!」 アクマロがレッド達を光線で撃った。 アクマロ「さあ」 アクマロが十臓に裏正を差し出す。 十臓は裏正を握ると、裏正が輝き出す。 アクマロ「おお、ご家族も喜んでいる様子。さぁ、早く!魂の解放を!そして、我には地獄を…!!」 薄皮太夫は隠れて、その様子を見ていた。 ゴールド「止めろ!」 グリーン「十臓!」 そこにシンケンブルー、シンケングリーン、シンケンゴールドが来た。 アクマロ「ふん!」 アクマロが爪を伸ばし、ブルー達3人を巻き取り振り払って、レッド達の方に投げ飛ばした。 イエロー「源さん!」 ピンク「流之介!」 レッド「止めろ十臓!」 スーパーシンケンレッドが、スーパーモウギュウバズーカから必殺技・外道覆滅を放った。 アクマロ「我の望みの邪魔は、させません!」 アクマロは外道覆滅を受け止め、シンケンジャーらに投げ返した。 シンケンジャー「「「うわ——っ!」」」 シンケンジャーらは返り討ちにあい変身が解除され、地獄の隙間を開く準備が終わる。 アクマロ「今です!」 十臓が裏正を振り上げる。 源太「止めろー!」 十臓は、石堤目がけて裏正を振り下ろす、かに見えたが、反転して、後ろに立つアクマロを切り裂いた。 シンケンジャーと後ろから隠れて見ていた薄皮太夫はその光景に愕然する。 アクマロ「がぁー!。じゅ、十臓さん…な、何故…!?」 十臓「裏正の正体など、初めて見た時から気付いていた」 アクマロ「では…家族と知りながら…200年も裏正で、人を…!」 十臓「外道に堕ちるとは、そういうことだろ。最早、こいつとは一蓮托生」 髪で隠れていた十臓の右目は、黒く輝いていた。 十蔵「ふん!」 そして、十臓は元通りに修復された裏正の切れ味を試すためアクマロを突き刺す。 十臓「元の切れ味だ。礼を言っておこうか」 十臓がそう言い裏正を引き抜くと、アクマロが倒れる。 源太「何なんだよ、あいつ。何なんだ…」 太夫が降りてきてアクマロの元へやってくる。 太夫「ははは!アクマロ、人でないお前が人の情(じょう)を頼みにしたのが失敗だったな」 太夫が笑ってそれを言った後、倒れたアクマロを軽く蹴りつける。 アクマロ「十臓さん…あんたさんこそ…本当の、外道でございます…」 十臓「だとすれば…、俺にやらせても無駄だったというわけだ」 十臓が裏正で石堤を一刀両断に切り裂くと、各地の楔から出ていた光が収まっていった。 アクマロ「我の…我の何百年もの想いが!想いがー!!」 アクマロが自暴自棄となり回りながら光線を放ち、辺りを無差別に攻撃する。 十臓と太夫は飛び上がり、その場から離れた。 アクマロ「最早、望みも何も…!」 丈瑠達の所にも、アクマロの光線が飛んで来た。 一同「一筆奏上!」 その爆発の中、丈瑠達は再度、シンケンジャーに変身。スーパーシンケンレッドがスーパーモウギュウバズーカを構え、残る5人が、ゴールドを中心に、烈火大斬刀・大筒モードを構える。 ブルー「源太!」 グリーン「行こうぜ!」 ゴールド「あぁ!烏賊五輪弾!」 レッド「スーパーモウギュウバズーカ!」 アクマロ「はっはっはははは・・・おのれ!おのれ!おのれー!!」 アクマロがシンケンジャーに光線を撃つも、シンケンジャーはそれに怯まず耐える。 ゴールド「成敗!!」 レッド「外道覆滅!!」 スーパーモウギュウバズーカの外道覆滅と烈火大斬刀の烏賊五輪弾がアクマロに炸裂。 アクマロ「ぐわぁー!!」 アクマロが大爆発した。 グリーン「よし!」 しかし、アクマロは二の目を発動させ、巨大化し、シンケンジャーに光線を撃ってくる中、シンケンジャーらは咄嗟に折神に乗り込む。 シンケンジャー「折神大変化!」 ダイゴヨウ「オイラも行くぜ!」 レッド達5人の折神がシンケンオーに合体し、シンケンゴールドの海老折神がダイカイオーに、スーパーシンケンレッドの牛折神がモウギュウダイオーに変形し、ダイゴヨウも巨大化し、人型になった。 ブルー達「シンケンオー!」 レッド「モウギュウダイオー!」 ゴールド「ダイカイオーミナミ!」 ダイゴヨウ「ダイゴヨウ!」 アクマロ「切神!」 アクマロは分身の切神を二体出してきた。 ブルー「殿、切神は我らに!」 ゴールド「任せろ!」 レッド「あぁ」 シンケンオーとダイカイオーが切神の攻撃を受け止める。 ダイゴヨウ「おいらは殿様と!御用だ!御用だ!」 モウギュウダイオーとダイゴヨウがアクマロと戦うも、圧倒される。 レッド「猛牛砲!」 モウギュウダイオーの猛牛砲も、アクマロは爪で受け止め、光線を撃ち返してきた。 ブルー「殿!」 シンケンオーが背後から切神の攻撃を受ける。 ピンク「今は目の前の敵を!」 ブルー「ああ!」 シンケンオーは切神に反撃し、ダイカイオーミナミも切神を切り伏せていた。 ゴールド「止めだ!ダイカイオーヒガシ!」 『トー!トー!ヒガシ!!』 ダイカイオーがヒガシに変形し、海老バサミを展開する。 ブルー達「「「「ダイシンケン侍斬り!!はあ!!」」」」 ゴールド「海老ハサミ本手返し!!」 シンケンオーとダイカイオーの必殺技が切神に炸裂し、切神は大爆発した。 ダイゴヨウ「御用だ御用だ御用だー!!」 ダイゴヨウが秘伝ディスク乱れ打ちを放つも、アクマロは爪で弾きながら、かいくぐり、至近距離からの爪の連撃でダイゴヨウを吹き呼ばした。 ダイゴヨウ「あぁー…」 その隙にモウギュウダイオーが後ろから、ガトリング砲と巨大化したモウギュウバズーカを撃つも、アクマロはテレポートでかわし、モウギュウダイオーを切り伏せる。 アクマロは、モウギュウダイオーが倒れた所を更に攻撃しようとするも、ダイカイオーニシとイカシンケンオーが攻撃を受け止め、イカシンケンオーの攻撃がアクマロを押し出した。 イエロー「殿様!」 グリーン「こっちは片付いた!」 ピンク「丈瑠、全合体、いけるよ」 ゴールド「行くぜ、丈ちゃん!」 レッド「あぁ」 インロウマル「全侍合体ディスク」 レッド「全侍合体!」 11体の折神が合体し、サムライハオーが完成した。 シンケンジャー「「「「「「サムライハオー天下統一!!」」」」」」 ダイゴヨウ「ひぃ~。オイラもこっちに…」 ダイゴヨウがサムライハオーのコックピットに来た。 アクマロは蹴鞠をサムライハオーに飛ばすも、サムライハオーは蹴鞠をはじき飛ばし、アクマロにダイシンケンを振り下ろす。 アクマロは爪でダイシンケンを受け止めるも、海老バサミの追撃を受け、更にダイシンケンの切り上げを受け、吹き飛ばされた。 レッド「今だ!」 シンケンジャー「「「「「「モヂカラ大弾円!!」」」」」」 サムライハオーの必殺技、モヂカラ大弾円がアクマロに放たれた。 アクマロ「こんなもので我を…止められるなど・・・とっ!!」 しかし、アクマロはモヂカラ大弾円を受け止め、サムライハオーに跳ね返した。 その返り討ちを受け、サムライハオーが押し戻される。 ブルー「そんな!?モヂカラ大弾円が!」 アクマロ「シンケンジャー…あんたさん達だけでも地獄に…!!」 イエロー「どうしたら…」 ブルー「殿!」 グリーン「別の手、考えねぇと…」 ゴールド「別の手か…そうだ!丈ちゃん、恐竜ディスクだ!」 レッド「そうか、分かった。ダイゴヨウ!」 ダイゴヨウ「…あ、合点!」 ダイゴヨウが恐竜ディスクを出し、シンケンレッドはインロウマルに恐竜ディスクをセットする。 インロウマル『恐竜ディスク!』 レッド「恐竜折神!」 恐竜折神が出現し、変形したキョウリュウマルをサムライハオーが装備しキョウリュウサムライハオー(*1)になる。 アクマロ「な!?」 アクマロは光線を撃つも、キョウリュウサムライハオーはキョウリュウマルで切り払い、更にキョウリュウマルの一撃でアクマロを切り伏せる。 レッド「全ての折神の力を合わせる!」 キョウリュウマルに、十二体の折神の名前が浮かぶ。 レッド「十二折神大侍斬り!!」 シンケンジャー「「「「「「はあ!!」」」」」」 キョウリュウマルの一刀両断の一撃は、アクマロを真っ二つに切り裂いた。 アクマロ「がぁ!この痛み…見えた…これが…これがぁ…!はは・・・・はははは・・・」 アクマロは死に際に地獄を見て笑いながら、大爆発した。 レッド「これにて、一件落着!」 戦いを見届け、十臓と太夫が去って行った。 戦い終わって、丈瑠達は帰っていく。 源太「外道衆、か」 丈瑠「倒さなきゃいけないんだ、俺達が」 源太「ああ」 千明「お!でけーじゃん!」 源太「え!?」 ことは「あ、ダイちゃんがいる」 志波亭に戻ると、源太が用意していたクリスマスツリーがあった。 彦馬「源太、ダイゴヨウから聞いてな、勝手に持ってきたぞ!」 ダイゴヨウ「親分!今時、侍だってクリスマスぐらいしやすぜ」 茉子「うん、いいんじゃない」 流之介「案外、和風にも合うな」 千明「ほら、源ちゃん、早く飾り付けしよーぜ」 アクマロと十臓が見せた外道衆の本性に飲み込まれそうだった侍達が、クリスマスの色に明るく染まる。 笑顔も大事な力となって、シンケンジャー第四十三幕、まずはこれまで 飾り付けされたクリスマスツリーを、ダイゴヨウが光らせた。 千明達「メリークリスマス!!」 つづく
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登録日:2010/04/01 Thu 03 23 48 更新日:2024/02/10 Sat 13 00 23NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 VSシリーズ VS戦隊シリーズ それとビールぞよ また流ノ介か クロスオーバー スーパー戦隊シリーズ チノマナコ「お前らはいいよな。バイクがあって」 ホムラコギ 中澤祥次郎 侍ファーストラップ 侍戦隊シンケンジャー 侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG! 侍轟音大活劇 劇場版 劇場版スーパー戦隊リンク 外道ライダーナナシ 天装戦隊ゴセイジャー 害統領バッチード 小林靖子 微ネタバレ項目 提灯は見た…! 映画 東映 炎神戦隊ゴーオンジャー 特撮 賛否両論 エンジン全開!シンケン勝負!! 世界を超えて、夢の競演!! 『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!』とは、2009年1月24日に公開された『侍戦隊シンケンジャー』と『炎神戦隊ゴーオンジャー』のクロスオーバー映画である。 【概要】 スーパー戦隊シリーズ恒例のVSシリーズで、前作『劇場版 炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー』に続いて劇場公開された作品だが、 本来Vシネマとして制作されながらも大人の事情で急遽映画作品として公開された前作と異なり、本作は当初から劇場での公開を前提に制作された。 監督は中澤祥次郎、脚本は小林靖子という『シンケンジャー』でそれぞれメイン監督・メインライターを務めた両名が担当。 『仮面ライダーディケイド』で制作側がカード商法の味を占めたのか、入場者特典として先着で40万人に『データカードダス ダイスオー』で使用できるマンタンガンを持ったシンケンレッドのカードが配付された。 【あらすじ】 『ゴーオンジャー』最終回後―― ゴーオンジャーはガンマンワールドでガイアーク害統領バッチードと戦うも敗れ、11のブレインワールドに散り散りになってしまう。 それからしばらくして、ヒューマンワールドに現れたウガッツと戦うシンケンジャーにゴーオンレッド・江角走輔とボンパーが乱入する。 事情を説明し協力を持ち掛ける走輔だったが、彼の戦い方を見たシンケンレッド・志葉丈瑠は「素人とは一緒に戦えない」と拒否する。見下されたと感じた走輔は丈瑠に怒りを覚え、交渉は決裂してしまう。 しかし外道衆と手を組んだバッチードと戦ったシンケンジャーたちもまた、バラバラの世界に飛ばされてしまい、ボンパーと彦馬もとらわれてしまう。 果たして、二つの戦隊は無事集結し、バッチードの野望を打ち砕けるのか――? 【登場人物】 『侍戦隊シンケンジャー』より シンケンレッド/志葉丈瑠 仲間たちと引き離され、唯一ヒューマンワールドに留まる。 人見知りなので走輔の協力を渋るも、彼の熱いソウルに触れ考えを改める。 終盤ではシンケンマルを蹴ってゴーオンレッドに当てるという離れ業をやってのける。 シンケンブルー/池波流ノ介 ジャンクワールドに一人飛ばされ一晩過ごし、孤独に負けそうになった時に早輝と範人と合流。全身で喜びを表わす。 さらに二人から炎神の話を聞き、最終決戦での必殺技「サムライフォーメーション23」を発案した。 テレビCMで見せた高所からの飛び下りは、特に意味もなく飛んだだけで、着地点で黒子たちが布を広げキャッチした。 「寂しくないぞ……寂しくなんか……!」 シンケンピンク/白石茉子 クリスマスワールドに飛ばされ、ゴーオンウイングスと合流。 だめんず仲間の美羽とすぐに打ち解けた。 シンケングリーン/谷千明 茉子と二人、丈瑠が走輔を拒否しないかと不安に思い的中する。 サムライワールドに飛ばされ、とばっちりで投獄される。 シンケンイエロー/花織ことは サムライワールドに飛ばされるが、千明と二人それなりに楽しんでいたような衣装を着ていた。 連の忠告も聞かず、軍平にマジレスする真面目な子。可憐すぎる。 中の人はさすがアイドル、エンディングダンスでキャラに合わない機敏な動きを見せた。 シンケンゴールド/梅盛源太 ゴールド寿司に三大臣が来店し、ろくな客が来ないと嘆く。しかも無銭飲食される。 クリスマスワールドに飛ばされノースリーブのサンタ服を着る。 ダイゴヨウ サムライワールドに飛ばされ、岡っ引きの血が騒いで我を忘れ連たちをひっ捕らえる。 その後反省して四人の脱獄を手引きした。 ヒューマンワールド合流時に一足遅れてしまうが、そのおかげで珍しいものを見ることができた。 日下部彦馬 善戦むなしくボンパー共々ホムラコギに捕らわれる。 しかし解放後はじい無双。 黒子 今回はゴーオンの分も陣を張る。ゴーオンの衣装をどこで調達したかは不明。 血祭ドウコク バッチードを馬の骨扱いするが、彼の作戦を聞かされたことで協力。ホムラコギにバッチードに協力するよう命じた。 骨のシタリ 六門船にやってきたバッチードをばっちい呼ばわりする。 筋殻アクマロ、薄皮太夫、腑破十臓 シンケンジャーをゴーオンジャーもろとも片付けようとするが、太夫と十臓は乗り気ではなく、渋々と参戦。だが、標的の2大戦隊ではなく、全く新しいスーパー戦隊の前に撤退することになる。 テレビ本編で判明したアクマロの真の目的を踏まえれば、この時の行動もドウコクたちを欺くためのカモフラージュだったのだろう。ただし、当然ながらTV本編で本作の出来事が触れられることはないので、この辺りは例年のVSシリーズと同様に繋がりはぶっちゃけ希薄である。 ちゅーか、十臓人間体はエンディングでしか出ません。 ナナシ連中 今回はライダーになります。 『炎神戦隊ゴーオンジャー』より ゴーオンレッド/江角走輔 TV本編と違い、何故か髪が黒くなっている。 1人だけ元のヒューマンワールドへ飛ばされ、シンケンジャーと出会う。 無謀かつ場を乱す戦い方を丈瑠に指摘されるが、仲間と散り散りになった際は互いの本音を語り合って心を通わせ、終盤では丈瑠がモヂカラで生み出した車で、レーサーらしいところを見せる。 丈瑠から恐竜ディスクを受け取りマンタンガンにセットし、ハイパーゴーオンレッドになる。 他にも、志葉家お馴染みの「火」の兜の鎧を壊して流ノ介に怒られる。「ボンドないか?」 しかし、キャラクターとしてはTV本編序盤、「勢いキング」と呼ばれていた頃のDQNなところがいやに強調されており、本編終盤の彼を知っているファンからは違和感を感じるという声が頻出した。まあこういう本編とキャラに違和感を感じる現象自体はVSシリーズあるあるだとも言えるが。 ゴーオンブルー/香坂連 サムライワールドに飛ばされる。 千明とことはに軍平の扱い方を「突っ込んだら負け」と伝授した。 ゴーオンイエロー/楼山早輝 ジャンクワールドに飛ばされたが、以前来たことがあるからか範人と二人だったからか元からの性格か、なにも不安に感じなかったようだ。 ゴーオングリーン/城範人 ジャンクワールドに飛ばされたが、以前来たことがry 黒子のバイトに興味津津。 「城範人!活躍します!」→ワイヤー斬られ落下 ゴーオンブラック/石原軍平 サムライワールドに飛ばされ、トイレと女湯を間違えて追われるというトホホな役回りに。 元警官のくせに脱獄時は753張りに一番ノリノリだった。 「俺は軍平だぞー!」 ゴーオンゴールド/須塔大翔 クリスマスワールドに飛ばされ、サンタコートの胸元を大きく開ける。 スマイルを振りまくことに抵抗し、駅では袋で顔を隠していた。 中の人はカブト・電王・ゴーオン・ゴーオンVSゲキレン・ディケイド・シンケンVSゴーオンと、最近のニチアサの常連レベルである。 「……らっしゃい」 ゴーオンシルバー/須塔美羽 クリスマスワールドに飛ばされ、髪を巻く。 アニとは対照的に、茉子や源太と一緒に笑顔で駅に入る。 炎神たち 散り散りになったゴーオンジャーを探し、シンケンジャーもついでにヒューマンワールドへ送った。 ただし、今回はスピードル以外は空気であり、そのスピードルも他より出番がちょっと多めなくらいである。 折角の侍戦隊との共演なのに炎神大将軍は出なかった。 ボンパー 彦馬とともに捕らえられ、危うくナナシに分解されるところだった。 ヒューマンワールドでの彼のそっくりさんは、とれたてフレッシュな変身ヒロインだと私信じてる。 害地大臣ヨゴシュタイン・害水大臣ケガレシア・害気大臣キタネイダス バッチードに三途の川の底から引き揚げられるも、汚れきった川での生活にすっかりだらけ、天冠つけてゴールド寿司でたむろする。それとビール。一人蜂女に似てる人がいるが気のせい。それとビール。 結局こき使われるのを嫌がり逃げ出してそれっきりである。TV本編で大人気だったガイアーク3大臣が大臣としての誇りも信念も失って堕落した挙句、何の活躍もないままフェードアウトするという展開は、上記の走輔のキャラと並んで多くのファンから不評を集めた。一応は、バッチードとケガちゃんの会話が、映画終盤の伏線になっていたりもするのだが。 さらにマジレスすると、次のVS作品のコスプレ好きな元護星天使にも言えることだが、シンケンジャー本編の三途の川は死者が行ける世界ではないので、彼等が死んで三途の川に行ってること自体がそもそもおかしいのだが、この辺はあくまでVSシリーズ時空の話ということだろう。 彼等のその後は「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」で明らかに。この事から本作はゴーカイジャーを初めとする「レジェンド大戦の世界」と地続き扱いなのだと思われる。 害地副大臣ヒラメキメデス 一瞬だけ出てる。探してみよう!ヒントは三大臣、三途の川。 ウガッツ ナナシ連中に独自のステップを見せるが、相手にされなかった。 今回はなんと二体一組でバイクになれることが発覚。しかし俺余ってるだろなウガッツが一人いたため、その組は仕方なくナナシをおぶって走った。 巨大なバッチリウムプラントのタンクを、バケツリレーでいっぱいにした功労者。 『今作オリジナルキャラ』 害統領バッチード 大統領ならぬ害統領。 ばっちいではなくバッチードである!! 間違いなくガイアークのトップだが、『ゴーオンジャー』本編のラスボスを務めた総裏大臣ヨゴシマクリタインとどっちが偉いのか、害気・害水・害地のどれに属すのかは不明。 ちなみにこのどれにも該当しない面子は5人ほどおり、ヌンチャクバンキ・ケッテイバンキ・ホロンデルタール・保蛮官チラカシズキー・二代目害統領ババッチードがそれ。 人望がないのか単に話の都合か直属の部下はいない様子だが、外道衆と結託した事でホムラコギという舎弟を派遣してもらった。三途の川の水を使って全ワールドに汚れたガスを流すというプランを練っており、バッチリウムプラントなる設備を月面に作った。 実力派だが、ガイアークらしく卑怯な戦い方を好む。 最終決戦ではバッチリウムプラントと合体した。 ジーク・バッチード! ホムラコギ 御大将からバッチードに派遣されたアヤカシ。バイト感覚なのかやる気があまり感じられない。 車輪を腕につけて高速で移動でき、終盤でゴーオンレッドの運転する車を追いかけるが、シンケンレッドのマンタンガンに撃たれ、さらに必殺技でトドメをさされる。 その後二の目を発動させるが、月面に向かう途中でバッチードに盾にされてあっけなくやられてしまった。 ハブラレルヤじゃ仕方ないか… ただそれなりに貢献してはいたからか、直後に「ご苦労である…役に立ったのである」と労いの言葉を送ってもらえた。 【新戦力】 サムライフォーメーション23「侍炎神スーパー大開砲」 流ノ介考案の折神11体と炎神12体の合計23機による合体技。 恐竜折神「俺、余ってるだろ!」 サムライハオーとエンジンオーG12が分離し、イカテンクウバスターをシンケンオー、ダイカイオー、モウギュウダイオー、キョウレツオーの4機で保持し、エンジンオーG9が砲撃主となる。 ダイカイシンケンオーの折神大開砲と異なり、というよりも近年の必殺武器では珍しくCGではなく、火薬を用いた実弾系の技となっている。おかげで同じく折神と炎神の合体技であるモヂカラキャノンボールよりもかなり地味で、決め技というよりもむしろトドメの大技につなぐための牽制技みたいに見える。 ビーム系だとサムライハオーのモヂカラ大団円と被るせいもあるだろうが、いかにも最大出力のエネルギー波をぶっ放ちそうなところからポンポン連射するだけという肩透かしぶり。というか普通にシンケンジャー本編のモヂカラ大団円の方が遥かに強そうに見える。 まあ威力は申し分ないので、派手なエフェクトなどそっちのけでシンプルに威力を追及した漢らしい技と言えなくもないか。 ちなみに砲撃主であるエンジンオーG9のコックピットが、何故か侍巨人と同様のものへと変更され、そこにゴーオンジャー7人が転送される、という地味に滅茶苦茶な事になっている(*1)。 【主題歌】 侍ファーストラップ ~銀幕BANG!!~ 本作のED曲で、炎神ラップのシンケンジャーver. ダンス曲がないシンケンジャーの待望のダンスとなっている。 なのだが、その一方でゴーオンジャーは踊らないうえ映っている時間が極端に短い、そもそも両戦隊のメンバーが一緒に映っているカットが一つもないと、VSのEDとしてはかなり疑問が残るものとなっている。 【特別出演】 「悪いけど、ここから先には行かせないよ!」 天装戦隊ゴセイジャー 筋皮臓の前に現れ、3人を退却させた護星天使。 撮影時期などの問題か、変身後の姿のみの登場(声は本編と同じ)で、シンケン&ゴーオンとの絡みはない。というかTV本編のepic40を見る限りゴセイジャーは天の塔破壊直前に地球で初顔合わせしたようなので、ゴセイジャーが地球に派遣された時期等と矛盾している。VS時空だとしても彼等がどういう経緯で集結してこの場にいたのかは不明。 この辺の脈絡の無さは、仮面ライダーの夏映画における先行登場並みのクオリティだと言える。 ダイゴヨウ「提灯は見た…!」 ちなみにこれまでの作品で描かれてきた恐竜や絡みのネタは残念ながらなし。 マッハで追記、シンケン修正! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ジーク・バッチードwww -- 名無しさん (2013-12-23 00 22 25) 多少DQNなのは確かだが堅物殿が無邪気で真っ直ぐな走輔を羨ましそうにするのも肝だと思うんだ -- 名無しさん (2013-12-23 02 17 35) 害統領は外道衆以上の外道がかなり分かりやすい形で表現されてたな -- 名無しさん (2013-12-23 08 16 49) 恐竜やネタは消えた代わりに芋長ネタが入ったよね。志葉家で出てきて走輔が食べてたやつ -- 名無しさん (2013-12-23 13 24 37) ところで、三大臣が付けていた三角巾の正式名称は天冠と言います。 -- 名無しさん (2014-10-29 12 44 28) これサムライフォーメーション23の時シンケンジャーのコクピットに全員いたけど、砲撃手はエンジンオーG9なんだよな、どこのコクピットに集合してるのやら -- 名無しさん (2015-02-26 20 24 27) 勘違いされがちですけど、この「シンケンジャーVSゴーオンジャー」の前作である「ゴーオンジャーVSゲキレンジャー」はただのVシネマとして制作されたものを急に映画にしたものですから、最初から劇場版VSというわけではなかったんですよね? -- 山本悠介 (2016-03-24 21 14 02) テレビ本編の展開を考えると、アクマロ的には、真の目的を隠すための参戦だったから、素直に撤退したんだろうな。 -- 名無しさん (2017-05-04 17 37 47) サムライフォーメーション23の時並んでるロボのうち何機かは無人で動いてる疑惑が…… -- 名無しさん (2020-05-20 01 06 24) ↑2まあ、本編のアクマロの強さから考えたら、当時の見習い揃いのゴセイジャーに負けるビジョンが浮かばないしね。 -- 名無しさん (2021-05-12 23 55 13) 害統領バッチード、結構好きなキャラ。 -- 名無し (2022-01-13 19 09 18) 上から三番目 そう言えば外道衆には味方を盾にするような奴はいなかったっけ あのシタリやアクマロも含めて -- 名無しさん (2022-01-13 19 53 50) ちょいと疑問に思うとこはあるっちゃあるけど要請も拒否して仲良くやってる三幹部見れただけでもお釣りがくる話でもある -- 名無しさん (2022-07-05 22 57 54) ↑×2というか外道衆の場合はそもそも味方同士で共闘すること自体がほぼないくらい協調性皆無だったから、味方を盾にとかそれ以前の問題だよ -- 名無しさん (2023-06-11 19 49 55) 名前 コメント
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シンケンジャー共通装備 ショドウフォンモヂカラ インロウマル 秘伝ディスク シンケンマルキョウリュウマル スーパーシンケンマル 専用武器 シンケンレッド 烈火大斬刀 モウギュウバズーカスーパーモウギュウバズーカ シンケンブルー ウォーターアロー シンケンピンク ヘブンファン シンケングリーン ウッドスピア シンケンイエロー ランドスライサー シンケンゴールド専用装備 スシチェンジャー電子モヂカラ サカナマル ダイゴヨウ 折神 獅子折神 龍折神 亀折神 熊折神 猿折神 兜折神 舵木折神 虎折神 烏賊折神 海老折神 恐竜折神 牛折神 侍合体、侍変形 シンケンオーカブトシンケンオー カジキシンケンオー トラシンケンオー イカシンケンオー キョウリュウシンケンオー テンクウシンケンオー ダイテンクウ ダイカイオーイカダイカイオー ダイカイシンケンオー ダイゴヨウシンケンダイゴヨウ モウギュウダイオー サムライハオーキョウリュウサムライハオー サムライフォーメーション23
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登録日:2011/12/09(金) 06 51 50 更新日:2024/01/31 Wed 22 13 17NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 シンケンオー スーパー戦隊シリーズ プログラム モヂカラ ロボ 侍戦隊シンケンジャー 割と自由モチーフ 印籠 合体メカ 式神 意外と優秀 戦隊メカ 戦隊ロボ 折神 折紙 秘伝ディスク 折神大変化!! 〇折神概要(おりがみのがいよう) 折神とは、侍戦隊シンケンジャーに登場するメカ。 正確にはシンケンジャーがモヂカラで操る式神であり、メイン5人の折神は「エンブレムモード」という印籠状の形に変形し、個人が所持している。通常サイズでも折神形態に変形可能で、敵への牽制や偵察等にも使われる。 メイン5人以外の折神は秘伝ディスクをシンケンマルに装填することで召喚でき、シンケンゴールド/梅盛源太が呼び出す折神は常時折神形態で普段は屋台の水槽の中で飼われている。 言葉を喋る能力はないが、それぞれが明確に自我や意思を持って動いている。生きた生物ではないためか生きた者は基本的には渡れないとされる三途の川にも渡ることができるようだが、自分から望んでそこに行くことは流石にできない(*1)。 外道衆が巨大化した時は、ショドウフォンで『大』の字を描くことでモヂカラが発動、『折神大変化!』の掛け声で巨大化する。 攻撃を受けてもエンブレムモードに変形し緊急回避、地面を転がりながら体勢を立て直すこともできる。 源太曰く「折神は文字のプログラムみたいなもの」であるらしく、複数のモヂカラをプログラムのように組み合わせることによって構築されている存在なようである。そういった意味ではメカというのもあながち間違った表現ではない。 元々は300年以上前にモヂカラ発祥の地である「角笛山」でのモヂカラの研究途上で、偶発的に牛折神が誕生したことが始まりであり、その起源は初代シンケンジャーより古い。その後完成した牛折神は制御不能で封印されたが、モヂカラの分析や構築に長けた一部の特殊な才能を持つ者達が、牛折神を基にしてシンケンジャーの戦力として様々な折神を作ったようである。 しかし、その後は300年に渡る外道衆との激しい戦いの中で相次いで折神を紛失してしまい、さらには折神を作れるモヂカラの才能を持った者自体が歴史上僅か数人しかいなかったらしいのもあって、現代の本編開始の時点では折神はシンケンジャー5人が持つ基本の折神と兜折神しか残っていない状態だった(*2)。 特に上記の才能を持った人間の欠乏は致命的であり、それ故に折神もそうだがインロウマルの開発も全く進んでいない状態だったのだが、現代ではなんと本来侍とは全く関係ない家系の人間がその才能を持って生まれた。それが源太である。 折『神』であって折『紙』ではないが、折り紙がモチーフなのは間違いない。 〇折神大紹介(おりがみだいしょうかい) 獅子折神 全長:20.1m 全幅:19.3m 全長:26.5m 重量:800t 最高時速:500km 最大出力:600万馬力 シンケンレッド/志葉丈瑠の折神。エンブレムモードは将棋の駒に似た五角形。 通常サイズの時よく丈瑠と戯れている可愛い奴。 前腕部を広げ火のモヂカラによりジェット噴射、燃える炎の体当たり攻撃を決める『五角大火炎』という技を持つ。口からは火を吐くことも可能。 侍合体時にはシンケンオーの胴体になる。 龍折神 全長:19.3m 全幅:8.5m 全長:52.3m 重量:420t 最高時速:600km 最大出力:300万馬力 シンケンブルー/池波流ノ介の折神。エンブレムモードは六角形。 唯一架空の動物をモチーフにしている。 水のモヂカラにより、自在に長さや形を変える戦法を得意とし、口から強力な水流を吐き出す『龍瀑布』という技で戦う。 シンケンオーの左脚を構成。 亀折神 全長:7.0m 全幅:17.2m 全長:14.6m 重量:130t 最高時速:200km 最大出力:100万馬力 シンケンピンク/白石茉子の折神。エンブレムモードは丸。 風のモヂカラを放出し泳ぐように空を飛ぶ亀だが、ガ〇ラとか言わない。手足を収納し回転することで台風や竜巻を放つこともできる。 シンケンオーの右腕を構成。 熊折神 全長:19.1m 全幅:11.6m 全長:27.5m 重量:420t 最高時速:400km 最大出力:300万馬力 シンケングリーン/谷千明の折神。エンブレムモードは四角形。 木のモヂカラにより、そびえ立つ大樹のように頑丈で打たれ強いボディで一直線に突き進む。 シンケンオーの右脚を構成する。 猿折神 全長:15.7m 全幅:18.0m 全長:12.5m 重量:130t 最高時速:300km 最大出力:100万馬力 シンケンイエロー/花織ことはの折神。エンブレムモードは三角形。 地面にモヂカラを伝えることで重力を無視したアクロバティック攻撃が可能。持ち主同様に可愛い。 シンケンオーの左腕を構成。 兜折神 全長:16.1m 全幅:27.9m 全長:44.3m 重量:900t 最高時速:600km 最大出力:700万馬力 志葉家に唯一残っていた秘伝ディスクの折神。名前こそカブトムシだが見た目はヘラクレスオオカブト。 モヂカラを樹木エネルギーに変換し剛健なバリアを張り、巨大な角で敵を挟み込み頭部を高速回転させることで投げ飛ばす戦法が得意。 烈火大斬刀の大筒モードへの鍵でもある。 最初は丈瑠が持っていたが、後に実力を認められた千明に渡された。 舵木折神 全長:16.1m 全幅:27.9m 全長:44.3m 重量:900t 最高時速:600km 最大出力:700万馬力 行方知れずになっていた秘伝ディスクの折神の一体。 海のエネルギーで外道衆の毒を浄化させる能力を持ち、激しい水を放ちながら鋭いクチバシと背びれで空気を裂いて飛行する。 また、遠距離の敵には『舵木魚雷』というミサイルで攻撃する。 昔の戦いで折神モードのまま制御を失って逃げてしまい、作中では浜辺に近い場所で悠々と泳いでいたところを遂に発見され、流ノ介に「捕獲」のモヂカラで一本釣りにされた。その後は水という性質もあって流ノ介が所持している。 虎折神 全長:24.3m 全幅:25.6m 全長:50.8m 重量:1100t 最高時速:650km 最大出力:850万馬力 行方知れずになっていた秘伝ディスクの折神の一体。 四肢がドリルというロマン溢れる折神で、熱のエネルギーを身に受け四肢を回転させ攻撃力に変換する。 腹部に施されたディスク状の車輪をタイヤのごとく高速回転させ突撃したり、地響きや地割れを起こし敵を落とし込むといった、見た目のごとく強烈な戦法が得意。 先代シンケンジャーとドウコクの戦いの際に生じた亀裂に落ち、そして三途の川の断崖に嵌まって動けなくなっていたところをアヤカシ・ヒトミダマに発見され操られていたのだが、後にシンケンジャーの活躍で洗脳も解け丈瑠が所持するようになる。 烏賊折神 全長:42.6m 全幅:13.6m(左右の足の先から先まで含めると62.2m) 全長:14.4m(前後の足の先から先まで含めると33.9m) 重量:900t 最高時速:650km 最大出力:650万馬力 シンケンゴールド/梅盛源太の折神。通称『イカちゃん』。エンブレムモードにはならず、普段はゴールド寿司の屋台にある水槽の中で泳いでいる。 元々は志葉家が保有していた秘伝ディスクの1枚だったが、幼少期の丈瑠から友情の証として源太に渡され、源太はこのディスクを基に自身の装備や海老折神を作り上げた。ちなみに大切なディスクを無断で渡した為、当時の丈瑠はその後彦馬にこっぴどく怒られた。 巨大戦の際には、烏賊ディスクをスシチェンジャーにセットすることで電子モヂカラによって巨大化。 冷気のモヂカラで動き、五本の脚の吸盤で大気中の熱気・水分だけでなくアヤカシのパワーまで吸収し、攻撃力に変換する能力を持つ。また、口から大量のイカ墨を吐く『烏賊墨砲』で姿を隠したアヤカシをあぶり出すこともできる。 エビゾーこと海老折神のデビュー戦の翌朝、どこぞの青バーコードに盗まれたことが、世界の破壊者との遭遇に繋がっていき……。 海老折神 全長:39.4m 全幅:43.4m 全長:80.7m 重量:2000t 最高時速:650km 最大出力:1500万馬力 源太が一から作った折神で、そのために本来は存在しなかった新たな折神である。通称『エビゾー』(*3)。 大量の「活」の電子モヂカラを与えることで目覚め、普段はイカちゃん同様にゴールド寿司の水槽の中でのんびりしており、おそらくエンブレムモードへの変形機構自体がない。 光のモヂカラを秘めており、電子モヂカラを帯びた両のハサミを武器とする。 得意技は両のハサミで攻撃する『海老パンチ』、そして秘伝ディスク状の円月輪を放つ八つ裂き光輪『太巻き光輪』。 単体で侍変形しダイカイオーになる。 牛折神 全長:45.9m 全幅:42.6m 全長:87.9m 重量:102000t 最高時速:630km 最大出力:6000万馬力 角笛山に封じられていた巨大な折神。 最古の折神にして全ての折神の原典であり、初代シンケンジャーよりも古い存在である。300年以上前の角笛山におけるモヂカラ発祥当時の研究の際に偶発的に誕生したものの、制御ができずに暴走したために封印され、代々榊原家によってその封印は守られてきた。 作中ではアヤカシに脅された榊原家の末裔であるヒロによって封印が解かれ、ヒロの自作のディスクでも制御ができず暴れ牛のごとく暴走していたが、後にヒロの父親がヒロのモヂカラに合わせて作ったディスクを祖父が持ってきたことで、それを使って最終的には制御に成功し丈瑠が所持する事になる。 後部の牛車部に施された、秘伝ディスク状の車輪で走れば走るほどモヂカラが増加していき、頭の角と凄まじい突進力は巨大ナナシの群れをも弾き飛ばすほど。この能力故にモヂカラを制御できずに暴走していたのだが、上記のディスクでヒロのモヂカラが持つ力を集めるという特性を利用し、無駄なモヂカラを集めて除くことで制御できるようになった。武器は頑強な角と上部にある『猛牛砲』でさらにシンケンオーを後部の牛車上に載せて走行も可能。 単体で侍変形しモウギュウダイオーになる。 恐竜折神 全長:27.5m 全幅:19.0m 全長:88.5m 重量:1000t 最高時速:600km 最大出力:800万馬力 水色と臙脂色の刀と恐竜を合わせたような姿をした折神。 『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版・天下分け目の戦』で登場。初代シンケンレッドが遺した初代秘伝ディスクで召喚可能。 通常形態ではクサレ外道衆に対抗しうる武器・キョウリュウマルとして、炎のモヂカラを発する志葉家当主によって扱われ、首長竜の如き長い首を鞭のようにしならせ、鋭い牙で勢い良く噛み付く攻撃を繰り出す。 ただし、最初期に作られた折神である為か、他の折神とは違ってコックピットは存在しないのが特徴。 さらにキョウリュウシンケンオーへの侍武装した際には、恐竜折神は変形して巨大なキョウリュウマルの形態となり、シンケンオーの装備として使用可能となる。 能力自体はキョウリュウマルと同じなのだが、こちらの名称は「恐竜刀」になっている。 ちなみに海外だとモチーフはサメだということになっている。というか本編でもあくまで現代の人物達が「恐竜」と呼んでいるだけで、ぶっちゃけビジュアルもそこまで恐竜っぽくはないので、本来のデザインモチーフは恐竜ではない可能性もある(*4)。 恐竜がモチーフに選ばれた理由は、映画に登場するという観点から「和」の要素にこだわらずインパクトを重視した結果とのこと。 また、キョウリュウシンケンオーも当初は頭部のカラーリングが地味なものだったらしいが、派手にしたいという要望を受けて初期メンバー5人の色が追加されている。 映画作品である事を念頭に置き、観客の目に強く印象付ける為に今の造形になった模様。 其他支援絡繰(そのほかのしえんからくり) ダイゴヨウ cv 遠近孝一 源太が作り出した提灯型の支援メカ。屋台の提灯に「侍」の電子モヂカラを込めて生まれた。 ……が、源太が幼い頃よく見ていた時代劇の岡っ引きの影響か、まったく侍らしくないのは内緒だ。 自我を持ち会話することが可能であり、生みの親に似た江戸っ子気質で、源太を『親分』と呼ぶ。 普段は秘伝ディスクを発射する提灯と十手として、シンケンゴールドの手持ち武器として使われる。 「大」の電子モヂカラで巨大化、その際十手は両腕部となり、本体から両脚部をせり出して巨大戦が可能となる。 本体は腹から攻撃用のディスクを発射できるが、速射しすぎると詰まってしまい他者の助けが必要となるのが欠点。 また、龍、亀、熊、猿の四折神と合体してシンケンダイゴヨウにもなれる。 厳密には折神とはやや違うものの、技術的には折神の派生系と言える存在である。 〇侍巨人(さむらいきょじん) 折神達が『合』のモヂカラで侍合体、若しくは『変』のモヂカラで侍変形した姿。 おでんではない。 詳しくは別項目。 追記・修正はシンケンマルで秘伝ディスクを回しながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] オプションの折神4体で侍巨人に合体したり、バズーカや航空戦力としても活躍したりと、汎用性の高さが目を引くな -- 名無しさん (2013-12-11 11 47 13) 恐竜折神、っつーか恐竜ディスクが妙にテレビでの使用を渋られていたのは何だったんだろう。別に消耗が激しいとか制御が難しいとかって設定があったわけでもないのに -- 名無しさん (2014-05-18 23 57 17) 買って貰えなかった子供への配r(ry 真面目に考えると、「ドウコクを倒す為に全体の地力を上げる」「確実に怪人は倒す」という目標が有るので、パワーは上がるが印籠ほどじゃない恐竜はあえて使う必要が無いという事で機会に恵まれなかった…んじゃないだろうか -- 名無しさん (2014-05-19 00 29 22) 折り紙定番の鶴がなく、普通に鳥型がなく合体でというアイデアは変わってるね -- 名無しさん (2014-12-08 21 18 40) ↑3映画で手に入れた武器を中々使わないのは先輩も後輩も経験してるが。恐竜の場合手持ちにあるからな。 -- 名無しさん (2014-12-08 21 33 12) こんなもん独学で作り出した寿司屋、どんだけ頭いいんだよ -- 名無しさん (2016-08-29 02 13 36) 海東に抵抗を頼みたり、源太に懐いたりしてるイカちゃんが可愛いのですがwww -- 名無しさん (2017-01-15 22 01 54) 今さらなんですけど、最終回で敵さんと道連れなの見て不安になったんだけど...どうなってるんですか、その後無事ですか(小声) -- 名無しさん (2019-05-16 23 47 49) ↑大丈夫、ゴセイVSシンケンで無事が確認されてる -- 名無しさん (2021-11-04 19 17 55) 恐竜は文字通り「恐ろしい竜」だという説を見たことがある。長く伸びる様子は、確かに東洋龍の長い体にも見えなくない。 -- 名無しさん (2024-01-31 22 13 17) 名前 コメント
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タイトルについて TV本編との関係 ゴーカイジャーを目撃するダイゴヨウ 侍戦隊シンケンジャー 天装戦隊ゴセイジャー 外道衆(げどうしゅう)血祭のブレドラン・ビービ虫 豪快チェンジオールレッド(ゴーオンレッド/ボウケンレッド/ゲキレッド/デカレッド/マジレッド)炎神戦隊ゴーオンジャー(ゴーオンレッド) 轟轟戦隊ボウケンジャー(ボウケンレッド) 獣拳戦隊ゲキレンジャー(ゲキレッド) 特捜戦隊デカレンジャー(デカレッド) 魔法戦隊マジレンジャー(マジレッド) 使用した技・用語等デュアルクラッシャー ハイブリッドマグナム ゲキワザ・咆咆弾 レッドファイヤー サーベルストレート カンカンマンタンガン タイトルについて タイトルの「エピックon銀幕」は、同作の主役である『シンケンジャー』『ゴセイジャー』のそれぞれ夏の劇場版のタイトルから取られている。『シンケンジャー』の夏の劇場版は『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』。「銀幕」とは映画のスクリーンを指し、通じて映画そのものを言う言葉。 『ゴセイジャー』の夏の劇場版は『天装戦隊ゴセイジャー エピックonムービー』。 このような競演する2作品の夏の劇場版からのタイトルの引用・合成は前年の『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』でも取られており、この場合『シンケンジャー 銀幕版』の「銀幕」と『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!』の「BANG!!」が合成されている。 長年ビデオシネマとして販売されてきたVSシリーズは、『ゴーオンジャーVSゲキレンジャー』をきっかけに「新春スーパー戦隊祭」として映画上映が始まり、『ジュウオウジャーVSニンニンジャー』を最後に「新春スーパー戦隊祭」は一旦終了となった。 VSシリーズの劇場版の上映が終了になった後、テレビ本編でVSの付いたタイトルとしてスーパー戦隊シリーズ第42作『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』が放送された。 同作終了後、『ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー』が2019年夏に公開され、更に2020年2月に『騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー』が「スーパー戦隊MOVIEパーティー」の一部として公開されている。 TV本編との関係 ゴーカイジャーがTV本編に先駆け登場した作品であり、『海賊戦隊ゴーカイジャー』第40話は本作の時代にタイムスリップする話となっている。『未来戦隊タイムレンジャー』のタイムイエロー・ドモンの依頼で寝隠神社を守る為に豪獣ドリルでタイムスリップし、神社で見かけたナナシ連中の後を初期メンバー5人で追いかけ、2組の戦隊がいる場所までたどり着いた。ゴーカイシルバー・伊狩鎧も同行していたが、寝隠神社と神社でナナシ連中に襲われそうになった少年・森山未来(ドモンの息子)を守る為、別行動をとっていた。 レジェンド大戦は『ゴセイジャー』TV本編の最終回後(正確には『帰ってきたゴセイジャー』後)に起こった設定であり、本来設定上それよりも後にできたゴーカイジャーやレンジャーキーはこのエピソードの時期には存在しないはずであったが、第40話はその矛盾をうまく解消した作りとなっている。 『侍戦隊シンケンジャー』TV本編との関係は最終幕(最終話)で外道衆との戦いが終了した後となっている。 『天装戦隊ゴセイジャー』TV本編との関係はepic31・32(第31話・32話)で幽魔獣が壊滅したあと、epic33(第33話)でマトリンティス帝国が登場するまでの間となっている。『ゴーカイジャー』第40話で明かされた本作の事件が起こった日付は、現実世界で『ゴセイジャー』epic33(第33話)が放送された日の前日である。 ゴーカイジャーを目撃するダイゴヨウ 『侍戦隊シンケンジャー』に登場するサポートメカ・ダイゴヨウは今回の映画でも新しい戦隊(ゴーカイジャー)を目撃している。『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』では2組の戦隊が別の場所に移動した後、外道衆の幹部達が悪事を働こうと登場した際、ゴセイジャーが現れて外道衆を撤退させている。この時、ダイゴヨウはゴセイジャーと対面しているが、今回の話では何故かゴセイジャー達はダイゴヨウの事を知らなかった。 ゴーカイジャーはダイゴヨウを見た際、初対面であるにもかかわらず、「シンケンジャーのところの提灯」と呼んでいたが、おそらく鎧の作った「スーパー戦隊大百科」を見て知ったと思われる。 ゴーカイジャーが去った後、ダイゴヨウが「提灯はまた見た!」と叫んでいたが、この台詞は土曜ワイド劇場『家政婦は見た』から取ったものと思われる。 侍戦隊シンケンジャー 志葉丈瑠(シンケンレッド)・池波流ノ介(シンケンブルー)・白石茉子(シンケンピンク)・谷千明 (シンケングリーン)・花織ことは(シンケンイエロー)・梅盛源太(シンケンゴールド)の6人の戦士。志葉薫(姫シンケンレッド)も登場したが、今回は変身せず、2つの戦隊をサポートした。 侍提灯(DX玩具では秘伝提灯)ダイゴヨウも登場しており、『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』や今回の話の中盤で新しい戦隊を目撃している。 侍戦隊シンケンジャーも参照。 天装戦隊ゴセイジャー 天装戦隊ゴセイジャーを参照(複数回登場したレジェンドであるため)。 外道衆(げどうしゅう) 侍戦隊シンケンジャーを参照。 血祭のブレドラン・ビービ虫 ゴセイジャーと敵対を続ける謎の戦士・ブレドランの新たな姿とその使い魔。天装戦隊ゴセイジャーを参照。 豪快チェンジ オールレッド(ゴーオンレッド/ボウケンレッド/ゲキレッド/デカレッド/マジレッド) 今回主役となる2戦隊(シンケンジャーとゴセイジャー)以前の5戦隊のレッドの変身。リンクする『ゴーカイジャー』第40話でも披露されている。 今回変身したレッド戦士はVSシリーズで他の戦隊と共闘した他、『爆竜戦隊アバレンジャー』に登場する喫茶店・恐竜やに関係ある戦隊という共通点がある。さらに今回の主役であるシンケンジャーやゴセイジャーと共通する部分がある。 炎神戦隊ゴーオンジャー(ゴーオンレッド) 変身者はマーベラス ゴーオンジャーは『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』でシンケンジャーと共に外道衆とも交戦した。また、走輔は恐竜ディスクでハイパーゴーオンレッドに変身した。 ゴーオンジャーと共闘したゴーオンウイングスは須塔兄妹で構成されたチームであり、ゴセイジャーのゴセイブラック・アグリとゴセイイエロー・モネは実の兄妹である。 ゴーオングリーン・城範人は恐竜やでアルバイトをした事がある。 轟轟戦隊ボウケンジャー(ボウケンレッド) 変身者はジョー 『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』ではアカレッドや『マジレンジャー』、『デカレンジャー』、『アバレンジャー』、『忍風戦隊ハリケンジャー』の戦士が登場した。 今回の話でシンケンレッド・志葉丈瑠が敵に洗脳されたように、『獣拳戦隊ゲキレンジャーVSボウケンジャー』でもボウケンピンク・西堀さくらが敵に洗脳された。『ボウケンジャー』と『ゴセイジャー』は初期メンバー(赤、黒、青、黄、桃)と追加戦士(銀)のカラーリングが同じ。 ボウケンジャーのメカニックを担当する支援者・牧野森男は恐竜やの常連客である。 獣拳戦隊ゲキレンジャー(ゲキレッド) 変身者はルカ 今回の話で丈瑠が敵に洗脳されたように、『ゲキレンジャーVSボウケンジャー』でも臨獣殿の黒獅子リオ(理央)とメレが敵に洗脳された。ジャンは激獣タイガー拳の使い手であり、モネはゴセイタイガーをパートナーに持つ戦士。 ゲキチョッパー・久津ケンとゲキレンジャーの司令官・真咲美希は恐竜やの常連客である。 美希役の伊藤かずえは『シンケンジャー』第三十四幕で先代シンケンピンク・白石響子(シンケンピンク・白石茉子の母親)を演じた。 特捜戦隊デカレンジャー(デカレッド) 変身者はハカセデカレッド・赤座伴番(バン)はハカセと同じく、二丁拳銃を駆使する他、チーム内ではニックネームで呼ばれている。 前任デカレッドのギョク・ロウは地球署に着任したデカグリーン・江成仙一(センちゃん)とペアを組んだ事がある。 『デカレンジャー』は「宇宙人との交流」をテーマにしており、今回の話でも「別の種族(天使)との交流」が描かれている。センちゃん役の伊藤陽佑は『ゴセイジャー』でゴセイグリーン・マジスを演じた。 デカマスターのドギー・クルーガーとデカスワン・白鳥スワンは恐竜やの常連客である。ドギーと恐竜やのマスター・杉下竜之介は古くからの知り合いであり、「ドギちゃん」「杉さん」の愛称で呼び合っている。 魔法戦隊マジレンジャー(マジレッド) 変身者はアイム 今回の話で丈瑠の義母である姫シンケンレッド・志葉薫が登場したように、『マジレンジャー』本編でも小津5兄妹の両親(ウルザードファイヤー・小津勇とマジマザー・小津深雪)が登場した。『マジレンジャー』終盤でマジシャイン・ヒカルがマジブルー・小津麗と結婚した事で小津家の一員になったように、『シンケンジャー』でも終盤で薫が丈瑠を養子にした事で丈瑠が正式に志葉家の一員になった。 マジレンジャーは兄妹(正確には家族)戦隊であり、ゴセイジャーのアグリとモネは兄妹である。 深雪は恐竜やの常連客である。 使用した技・用語等 デュアルクラッシャー 『轟轟戦隊ボウケンジャー』に登場した、ボウケンジャーの必殺バズーカ。ドリルヘッドとミキサーヘッドの2つのモードに変形する。『ボウケンジャー』本編では発射の衝撃に耐えるため、使用者はプレシャス「サラマンダーの鱗」を内蔵した防具・アクセルテクターを装着する必要があったが、今回は装着していない。 ハイブリッドマグナム 『特捜戦隊デカレンジャー』に登場した、デカレッド専用の2丁のビーム拳銃・ディーマグナム01とディーマグナム02を連結させた形態。ディーマグナム01は威力重視、ディーマグナム02は速射性重視となっており、この2つを連結しハイブリッドマグナムにすることによって、帯状の強力なビームを放つことができるようになる。 ゲキワザ・咆咆弾 第32話を参照。 レッドファイヤー 第3話を参照。 サーベルストレート 第36話を参照。 カンカンマンタンガン 『炎神戦隊ゴーオンジャー』に登場した、ゴーオンジャーの共通装備・マンタンガンとカンカンバーを連結させた形態。マンタンガンの詳細については第3話を参照。 カンカンバーは遮断機型の武器であり、単体でも光の遮断器で相手を足止めし攻撃するクロッシングストッパーという必殺技を発動可能。マンタンガンと連結してカンカンマンタンガンとすることで、3体の炎神の力を集結させた必殺技・カンカンカンエクスプレスを発動できるようになる。ちなみに、カンカンバーがゴーオンジャーのメインモチーフ(車)と関係が薄い遮断機をモチーフとしている理由は、『ゴーオンジャー』GP-33(第33話)でゴーオンジャーの仲間となった3体の古代炎神が鉄道車両をモチーフにしており、カンカンバーが彼らの強力な力を活かすために開発されたためである。また、『ゴーカイジャー』の3作後にあたる『烈車戦隊トッキュウジャー』の1号ロボ・トッキュウオーの武器・フミキリケンも遮断機をモチーフとしている(鉄道車両がモチーフの作品ならではの設定)。
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侍戦隊シンケンジャー 志葉丈瑠(シンケンレッド) 池波流ノ介(シンケンブルー) 白石茉子(シンケンピンク) 谷千明(シンケングリーン) 花織ことは(シンケンイエロー) 梅盛源太(シンケンゴールド) ダイゴヨウ 志葉薫(姫シンケンレッド) 志葉家従事者 日下部彦馬 丹波歳三 黒子小松朔太郎 シンケンジャーの親族 志葉雅貴(先代シンケンレッド) 志葉烈堂(初代シンケンレッド) 丈瑠の父 池波流三郎 白石響子(先代シンケンピンク) 白石衛 谷蔵人 花織みつば 『仮面ライダーディケイド』からの客演 海東大樹 門矢士 光夏海 鳴滝 光栄次郎 その他 リチャード・ブラウン(14) 浄寛(23・24) 新左(25) 榊原ヒロ(32・33) 榊原藤次(32・33) 十臓の妻(42・43・47)
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登録日:2023/6/26 Mon 16 32 33 更新日:2024/03/25 Mon 20 22 21NEW! 所要時間:約 20 分で読めます ▽タグ一覧 21世紀戦隊映画最短 3D 3D映画 キョウリュウマル クサレ外道衆 スピーディーな展開 スーパー戦隊シリーズ デジタル撮影 ハイパーシンケンジャー 中澤祥次郎 侍 侍の本分は死ぬことにあらず 侍戦隊シンケンジャー 侍戦隊シンケンジャー 銀幕版・天下分け目の戦 劇場版 劇場版スーパー戦隊リンク 受け継がれる意志 受け継がれる魂 合戦 合田雅吏 夏の陣 夏映画 大和田伸也 天下分け目の戦 天下分目戦 小林靖子 恐竜折神 映画 時を超えた思い 東映 特撮 特撮映画 第二十四.五幕 究極の秘伝ディスクを奪還せよ。 熱き侍、いざ参る。 『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦(たたかい)』とは、2009年8月8日に公開されたスーパー戦隊シリーズ第33作『侍戦隊シンケンジャー』の劇場映画作品。 監督はTVシリーズでメイン監督を務めた中澤祥次郎、脚本はTV本編のメインライターである小林靖子が担当。 同時上映は『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』。 キャッチコピーは『ディケイド』と並んで「最強決戦、夏の陣。」。 ●目次 ◇概要 ◇あらすじ ◇主な登場人物侍戦隊シンケンジャー その他のキャラ 外道衆 ◇本作オリジナルの登場人物クサレ外道衆 ◇劇中登場アイテム・強化フォーム ◇劇中登場の折神・侍巨人 ◇エンディングテーマ ◇余談 ◇概要 本作ではスーパー戦隊シリーズ初となる3D映画版が制作された。 加えて本作から戦隊映画の撮影は35mmフィルムから、TVシリーズと同様に「レッド・ワン」によるデジタル撮影に切り替わった。 本作のボスキャラクターである脂目マンプクの声優には大和田伸也、初代シンケンレッドこと志葉烈堂役には合田雅吏がそれぞれキャスティングされ、 日下部彦馬役の伊吹吾郎と合わせて『水戸黄門』において歴代の格さんを演じた俳優(*1)が3名も勢揃いした事も話題を呼んだ。 ちなみに合田氏はかつて『超力戦隊オーレンジャー』でオーブルー/三田裕司を演じた経歴があり、二重の意味でシンケンジャーの大先輩である。 この戦隊OBと現役戦隊の競演も見所の一つ。 本作は平成仮面ライダーシリーズ10周年作品である『仮面ライダーディケイド』の映画の尺を優先する都合もあって、上映時間は21分とテレビ本編1話分(約23分)よりも若干短く、21世紀の戦隊夏映画の中では最短。 なので展開は非常にスピーディーであり、前半はナレーション込みのダイジェストで非常にテンポが良い一方、撮影期間は逆に従来より長く掛かったそうである。 しかし、その平成仮面ライダー10周年の追い風もあって公開2日間で興行収入4億7,747万9,400円を記録し、10日発表の映画観客動員ランキングで初登場1位を獲得。 公開2日間の興行成績は前年の『炎神戦隊ゴーオンジャー』の夏映画『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!』の約2.5倍という好スタートとなり、最終的には19億円を記録している。 また、本作の特徴としては従来の戦隊映画以上にTVシリーズ本編との繋がりが強調して描かれている点であり、TV本編で本作の件に関する言及がある他、 後に本作で登場した恐竜折神やハイパーシンケンジャー、クサレ外道衆の残党も登場し、後のTV本編の第三十一幕の話は事実上本作の後日談となっている。 映画初出のアイテムや戦力が後にTV本編で登場する事自体は珍しくないが、映画の敵集団(しかもその残党)までがTV本編で再登場するのは珍しく、 さらにTV本編で丸々一話を使って映画のアフターエピソードが描かれる事もかなり珍しい。 時系列は劇中では明言はされていないものの、 第二十三幕ラストで互いの正体を知った源太と十臓が互いの正体を既に知っている 第二十六幕で一時退場する十臓が裏正と共にまだ活動している 第二十五幕で三味線をドウコクに壊されて外道衆から離れる薄皮太夫がまだ六門船におり、三味線も壊れていない。 これらの描写から、TV本編第二十四幕~二十五幕の間の話である事が窺える。 映像作品以外では、『テレまんがヒーローズ』にて本作のコミカライズ版が収録されている。作者は一式まさと。 後に単行本の『スーパーヒーローズ』に収録されており、本誌のテレまんがヒーローズの時は前半で切られていたのだが、単行本では後半の流れも全て書き下ろされた。 内容は基本的には劇場版準拠だが、細部の展開がやや変更されている。 ◇あらすじ 平成二十一年、夏。夏に入ったことでドウコクの力が増幅された影響で三途の川が増水し、クサレ外道衆の頭目・脂目マンプクが封印された場所が偶然浸水した影響でマンプクが復活。 マンプク率いるクサレ外道衆が約1万の大軍勢で侵攻を開始する。 迎え撃つシンケンジャーの6人だったが、次々と迫り来る大軍勢による、3日間に及ぶ圧倒的な物量戦を前にして劣勢に立たされる。 軍勢が水切れで一時撤退した事で、なんとか休息と体制の立て直しの時間は得られたものの、メンバーはモヂカラも体力も限界まで消耗し、烏賊折神と海老折神も力を使い果たして使用不能になる等、過去最大の窮地に追い込まれた。 その為、この強敵を倒すには行方不明になっていた、300年前の初代志葉家当主にして初代シンケンレッド/志葉烈堂がマンプクの封印に使用したとされる“初代秘伝ディスク”が必要だと判断された。 日下部彦馬と黒子達がその所在を突き止める事に成功するが、場所は何とクサレ外道衆が制圧した地域内に存在する幻竜神社だった。 何とか敵の陣地に潜り込んだシンケンジャーは初代秘伝ディスクを手に入れたものの、ディスクに残っていたのは烈堂からの謎の伝言だけだった。 落胆する一行だったが、その時神社に忍び込んできた幼い姉弟の両親の無事を願うお参りを偶然聞いた事で改めて覚悟を決め、マンプクのいる本陣に直接切り込む……! ◇主な登場人物 侍戦隊シンケンジャー シンケンレッド/志葉丈瑠 ご存じ強くて頼れる殿様。 今回は冒頭から過去最大のピンチに追い込まれ、さしもの彼も余裕のない態度だった。 しかし、終盤には「侍の本分は討ち死ににあらず」と家臣達を奮い立たせる安定の頼れる殿様っぷりを披露し、一人でマンプクのいる敵陣に斬り込みをかける。 ちなみに時系列上は既にスーパーシンケンジャーは完成済みなのだが、本作では冒頭で海老折神と烏賊折神がモヂカラを使い果たすまで追い込まれた関係でインロウマルも使用不能になり、劇中では登場しない。 シンケンブルー/池波流ノ介 いつもハイテンションな歌舞伎役者の侍。 本作では冒頭から過去最大のピンチに追い込まれたため、流石にいつものノリは鳴りを潜めている。 本作では丈瑠からも暗に「少しズレている」と指摘されてしまい、流石にショックを隠しきれない様子だった。 しかし、そんな彼とことはのズレた発想による作戦のおかげで、中盤にディスクがある幻竜神社へ潜入する事に成功。 ちなみに歌舞伎役者の血が騒いだのか、一番ノリノリでナナシの演技をしていた。 シンケンピンク/白石茉子 夢は普通のお嫁さんになることなメシマズの侍。 普段は冷静な彼女ですら、本作では冒頭から流石に余裕がない様子を終始見せている。 丈瑠と共に見つけたディスクの内容に落胆を露わにするも、神社に来た幼い姉弟のお願いを聞いた事で一念発起し、終盤は他のメンバーと共に丈瑠を先に行かせるべく奮闘する。 シンケングリーン/谷千明 現代っ子で丈瑠を超えるべく修行中の侍。 彼もいつもの明るいテンションは控えめで、冒頭から余裕のない態度を示しており、ようやく見つけたディスクに初代の謎のメッセージしか残っていなかった時には憤りを露にしていた。 しかし、神社に来た幼い姉弟のお願いを聞いた事で覚悟を決め、終盤は他のメンバーと共に丈瑠を先に行かせるべく奮闘する。 シンケンイエロー/花織ことは 天然で京都弁の可愛い最年少の侍。 普段は明るく他のメンバー(と視聴者も)を癒す彼女も、本作では流石に余裕がない。 しかし、丈瑠から暗に「少しズレている」と言われながらも、天然で気にせず健気に丈瑠の求めに応じて流ノ介と共に神社に潜入するための作戦を考え、その結果として幻竜神社への侵入に成功した。 ちなみに丈瑠にズレていると言われてショックを受ける流ノ介に、「ウチ、流さんには敵わへんけど頑張ります!」と天然でトドメを刺した。可愛い。 シンケンゴールド/梅盛源太 独学と独自開発で侍になった天才肌の金色の寿司屋。 本作では冒頭で海老折神と烏賊折神を戦闘不能にされた事で動けなくなってしまい、その影響で最終決戦での巨大戦にも不参加であるなど、一番マンプクの作戦の影響を受けてしまっている。 しかし、終盤の戦いではマンプクに挑もうとする丈瑠の戦いに、無理矢理横槍を入れて果し合いをしようとする十臓の足止めを買って出るという、ある意味最も重要な役割を果たした。 そして戦闘後は、全員に対して特別に「勝利の三本締め」を宣言した。 その他のキャラ 日下部彦馬 ご存じシンケンジャーを陰ながら支える爺。 今作では過去最大級の戦いに気合を入れてか、陣羽織を羽織った戦装束である。 役割は裏方だが、黒子達と共に初代秘伝ディスクが幻竜神社にある事を突き止めるという重要な働きをする。 最終決戦後は黒子達と共に勝利の三本締めを行った。 黒子 ご存じシンケンジャーを陰ながら支える黒子軍団。 今作では初代秘伝ディスクの在処を突き止めた他、最終決戦では角笛を吹いて開戦を知らせたり、シンケンジャー達が召喚した馬を繋いで、彼等の出撃をサポートするなど相変わらず裏方として活躍。 最終決戦後は彦馬と共にみんなで勝利の三本締めを行った。 外道衆 血祭ドウコク、骨のシタリ、薄皮太夫 外道衆の総大将とその側近達。 ドウコクの力の増幅の結果、マンプクの封印が解けて300年ぶりに彼と再会してシンケンジャーを追い詰めたのだが、マンプクの傍若無人な態度からその関係は非常に険悪である。 映画におけるTV本編の幹部集団にありがちだが、彼らの出番は少ない。 腑破十臓 強者との斬り合いに快楽を求めるはぐれ外道。 時系列的には直前の第二十四幕で、お目当ての丈瑠と果し合いの約束を交わしたのに、当の丈瑠が消耗した状態でマンプクとの決戦に挑もうとしているのを見て焦り、 その前に丈瑠と無理矢理にでも果し合いをするべく横槍を入れようとしたが、それを見越して予め後方に配置されていた源太によって止められてしまう。 第二十四幕に続き、再び源太に丈瑠との果し合いを邪魔された事に苛立ちを露わにしながら交戦するが、丈瑠がハイパーシンケンジャーとなりマンプクが倒されて二の目となった事で丈瑠の勝利を確信し、「寿司屋、シンケンレッドを死なせるなよ」と言い残して去っていった。 映画におけるTV本編の敵キャラにしては珍しく、全体的に出番が多め。 ◇本作オリジナルの登場人物 シンケンレッド/志葉烈堂 演:合田雅史 300年前の初代志葉家当主にして初代シンケンレッド。名前の由来も恐らくそのまま「レッド」から取られている。 かつて「角笛山」にてモヂカラを発見し、アヤカシと戦うべく志葉家を中心とした組織を興したシンケンジャーの始祖であり、初代シンケンジャーを率いてクサレ外道衆と戦い、初代秘伝ディスクの力で頭目であるマンプクを封印した。 しかし、当時の彼らにはマンプクに止めを刺せる程の力はなく封印が精一杯であり、だからこそ自分達では成しえなかったマンプク打倒の使命を後世に託すべく、 敢えてディスクの「力」を分離して別の場所に封印し、「正しく相応しき者、いずれ力を目にする」という謎かけめいたメッセージと共にディスクを後世に遺していた。 本作にのみ登場するキャラクターだが、時系列的に直前に当たる第二十三幕の歴代シンケンレッドの墓を参拝したシーンで、劇場版の烈堂の過去の戦いの映像のワンカットが先行登場した。 ただし、これは本編のストーリーには関係がない、完全に視聴者に向けたメタ的な予告演出である(*2)。 また、第四十八幕で登場した歴代当主の家系図でも、初代当主として名前が載っているのが確認できる。 ちなみに本作のキービジュアルに登場する、キョウリュウマルを構えたノーマルのシンケンレッドも彼である。 姉弟 演:松本梨菜、加部亜門 初代秘伝ディスクが隠されていた幻竜神社にお参りに来た幼い姉弟。 地元の子供であるらしく、シンケンジャーの作戦によって酔っぱらったクサレナナシ達の隙を突いて神社に侵入し、両親やみんなを守るようにとお願いをした。 これを初代秘伝ディスクに残されていた伝言の意味が分からず、落胆していたシンケンジャー達は偶然神社の中から聞いた事で、マンプクとの決戦に挑む覚悟を決めた。 最終的にマンプクを倒したキョウリュウシンケンオーを影から見届け、シンケンオーに合わせて一緒に勝利の三本締めを行った。 弟役を演じた加部亜門氏は、後年『仮面ライダーガッチャード』に準レギュラーとして出演する事に。 クサレ外道衆 「外道衆の中の外道衆」と呼ばれるクサレアヤカシで構成された集団であり、言わば外道衆のエリート部隊である。 夏になってドウコクの力が増幅した影響で増水した三途の川の水が、偶然マンプクの封印された場所に達した事で復活し、1万のクサレナナシ連中による大軍勢を率いて現世に進行をかける。 その一方で、大半のクサレアヤカシは烈堂率いる初代シンケンジャーとの戦いで既に倒されていたらしく、一つの集団としては既に壊滅している。 その為、劇場版初出の敵集団にしては珍しく幹部に相当する怪人は登場しない。 後にTV本編の第三十一幕で、残党のクサレアヤカシ・アゼミドロが登場する。 脂目マンプク CV:大和田伸也 クサレ外道衆の頭目。 恰幅のいい武将のような姿をしているが、この外見は言わば鎧のようなもので、真の姿は腹部に鋭い牙の生えた長い「首」を持つ、全身の皮を剥がれたような悍ましい外見の青い魔人である。 その実力はドウコクも認める程に高いのだが、それ故にアヤカシの中でもとりわけ自信家であり、復活後はシンケンジャーを追い込んだのを良い事に、六門船に大将気取りで居座りだしたために太夫やシタリからは疎まれ、 挙句には「シンケンジャーを倒したら“家臣への褒美”としてこの世をドウコクに譲る」という、下剋上を示唆するような際どい発言までして反感を買った。 ただし、流石にドウコクに敵わない事は弁えているらしく、ドウコクが直接出てきて威嚇されると「これは…冗談が過ぎました」とすぐに撤回している(*3)。 一方、外道衆にしては珍しく最後まで戦い抜く事を選んだ丈瑠の勇敢さを称えるなど、アヤカシにしては珍しく戦いにおいては堂々とした武人肌な面もある。 しかし、なまじそういった武人肌な面と自分の実力と作戦に対する過信から、丈瑠に直接引導を渡そうと自ら戦った事が最大の敗因となった。 ただし、劇中では事あるごとに烈堂が自分を倒せなかった事をあげつらいながら丈瑠達を嘲笑うなど、本質的には彼らや烈堂の事も見下しており、武人のような言動もあくまで表面上だけのものである可能性が高い。 実際、上記した真の姿になると途端に荒々しい言動に変わる。まあ、本当の意味での武人が“外道”の一員であるはずもないので当然だろう。 クサレナナシ連中 ナナシ連中の上位個体。通常のナナシ連中と違って下半身が紫色なのが特徴。 戦闘力も通常個体より高いらしいが、劇中ではそれ以上に総数1万という圧倒的な物量戦で、冒頭でシンケンジャーを壊滅寸前まで追い詰めている。 しかし、ナナシ連中同様に知能が低い上に目が無いせいか認識能力も低いらしく、劇中では流ノ介とことはの発案で簡単な変装をしたシンケンジャーの面子にあっさりと騙され、 彼らが持ってきた酒で酒盛りを始めてしまい、その隙にシンケンジャー達(ついでに一般人の姉弟)に幻竜神社に潜入されてしまった。 また、巨大戦を担当するクサレ大ナナシ連中も存在する。 クサレノサカマタ TV本編第二十三幕で、ドウコクの力の増幅に反応して発生するようになったノサカマタの上位個体。通常のノサカマタと違って全身の体色が青色なのが特徴。 劇中では、強力な青い火炎弾でクサレナナシと共にシンケンジャーを追い詰めた。 ただし、ただでさえ数が少ないノサカマタの上位個体なので、劇中でも僅か数体しか登場していない。 ◇劇中登場アイテム・強化フォーム 初代秘伝ディスク 最初に開発された秘伝ディスクであり、かつて初代シンケンレッドの烈堂がこのディスクの力を使ってマンプクを封印した。 その後は長らく行方不明になっていたが、その「力」は別の場所に切り離されて封印された上で、ディスク本体は烈堂のメッセージと共に幻竜神社にて保管されていた。 後に丈瑠がそのメッセージの意味を理解し、発見した「力」をディスクに戻した事で恐竜ディスクとして覚醒した。 ハイパーシンケンジャー 初代の残した「力」のモヂカラと丈瑠のモヂカラを合わせる事で、覚醒した恐竜ディスクの力で変身した劇場版初出の新たな強化フォーム。 スーパー戦隊シリーズでは珍しい劇場版初出の強化フォームである。 赤い陣羽織を羽織った姿をしており、このフォームになる事で下記のキョウリュウマルの力を最大限まで引き出せる。 ただし、あくまで恐竜ディスクの力を引き出せるフォームに過ぎないため、海老折神までの全ての折神の力を一つにしたスーパーシンケンジャーより総合的なスペックは下だと思われる(*4)。 ぶっちゃけ、スーパーシンケンジャーが使える状況ならあまり使い道のない強化フォームであり、その為かその後のTV本編でも殆ど使われる事はなかった。 ただし、どちらもシンケンジャーのうち1人だけを強化する形態で、使うアイテムも異なる為にお互い競合するわけではないので、 設定的には「所有者である丈瑠から恐竜ディスクかインロウマルを預かり、1人ずつがスーパーとハイパーになって戦う」のがシンケンジャーの最大戦力という事になり、実際、後にTV本編で最大の敵であるドウコクとの戦いでこの併用が行われた。 ちなみに初代の頃はまだ未完成だったらしく、初代の烈堂はノーマルのシンケンレッドのままでキョウリュウマルを使っていた。 それ故に力不足でマンプクを倒し切れず、封印するしかなかった模様。 キョウリュウマル 覚醒した恐竜ディスクの力でシンケンマルが変化する形で召喚される武器。 その名の通り刃先が恐竜の顔のようになっており、持ち主の意志に応じて自在に刀身が伸びるという特性を持つ。 伸ばした際の刀身は非常に長く、劇中では広範囲にいるクサレナナシ連中を一気に殲滅した。 この為、開けた場所で広範囲に渡って大量の敵が存在するような環境下で、無類の強さを発揮できる武器だと言える。 ◇劇中登場の折神・侍巨人 恐竜折神 臙脂色の身体に水色の縁取りが見られる恐竜(竜脚類)型の折神。 牛折神以降初めて作られ、制御に成功した古の折神であり、烈堂が遺した初代秘伝ディスクに収納されていたが、その「力」自体は実は別の場所に封印されていた。 覚醒した恐竜ディスクをセットして使う事で、シンケンオーのメイン武器であるダイシンケンが変化する形で召喚される。 詳細は折神の項目を参照。 キョウリュウシンケンオー 恐竜折神をシンケンオーが侍武装した姿。 300年の時を超えて、恐竜ディスクに遺されていた烈堂の遺志とモヂカラを受け取った現代のシンケンジャーが、烈堂のモヂカラと自分達のモヂカラをシンクロさせる事で生み出した、シンケンオーの新たな強化形態である。 上記のハイパーシンケンジャーや恐竜折神自体は烈堂が遺した力であるのに対して、こちらはそれらを基にして現代のシンケンジャーが生み出した、完全なるオリジナルの新たな戦力である。 恐竜刀を専用の武装として使い、必殺技は恐竜刀で敵を一刀両断する「キョウリュウマル・天地一閃」。 この一撃で真の姿となったマンプクを撃破し、シンケンジャーは初代が成し得なかったマンプク打倒を成し遂げた。 ◇エンディングテーマ 「四六時夢中シンケンジャー」 TV本編と同じエンディングテーマだが、メインキャスト6人で歌われている。 また、初めて6人目である源太も合流した内容となっている。 ◇余談 前述した通り、TV本編第三十一幕ではクサレ外道衆の残党のアゼミドロが登場。映画に登場した恐竜折神やハイパーシンケンジャーやキョウリュウシンケンオーも再登場するなど、事実上本作のアフターエピソードになっている。後に登場する新幹部の筋殻アクマロもこの戦いについて把握していたらしく、彼はこの戦いを「夏の陣」と称していた。ただし、第三十一幕は後日談という性質上、クサレ外道衆等の本作で登場した用語が特に説明もなく登場するなど、完全に本作を見ている事が前提のエピソードとなっているため、事前に本作を視聴しておくことをお勧めする。 時系列上は本作の時点でスーパーシンケンジャーやダイカイシンケンオーは既に完成済みだったのだが、冒頭の3日間の消耗戦で海老折神と烏賊折神が使用不能になった事で、必然的にこれらも使えなくなってしまった為に劇中では未登場である。前述の通り、スペック的にはむしろスーパー>ハイパーなので、最初から万全の状態のシンケンジャーがマンプク自身と相対できていた場合は、あるいは恐竜ディスク無しでも普通にこれらの戦力で倒せていた可能性もある。そういった意味ではマンプクの大軍勢で消耗させるという作戦自体は極めて的確だったと言える。そもそもスーパーシンケンジャー完成以降のシンケンジャーは、牛折神の入手とそれによるサムライハオーの完成によって、特に巨大戦に関しては真っ向勝負でまともに苦戦した相手など、それこそ上記したアクマロと最終決戦のドウコクくらいしかいないので、本編で恐竜ディスクが殆ど使われなかったのも単純に使う必要が無かったからだと言える。一応は前述したようにハイパーシンケンジャーの方は併用可能なので「使えない理由」はないのだが、強力なフォームは当然ながらそれだけモヂカラの消耗も大きくなる上、二の目(巨大戦)の存在が常に想定される関係もあって、「使わなければならない理由」がないなら敢えて使用する必要はないと言える。メタ的には強化形態=その戦いの主役は1人いれば十分というのもあるだろう。実際に烈堂が封印に使った関係から、相性が良いであろうクサレ外道衆との再戦である第三十一幕の次に使われたのは、総大将かつ最強であるドウコクとの戦闘であり、こちらは出し惜しみ無く戦う以外ない場面だった(*5)。メタ的には結果として負け展開なので、ハイパー抜きでやって「手抜きして負けてんじゃねーよ」というツッコミを防止する為の登場だとも言える。 そのハイパーシンケンジャーに関しては、当時は完全にシークレット扱いの強化フォームであり、劇場パンフレット等の公式資料のビジュアルにも、当初はキョウリュウマルを構えるノーマルのシンケンレッドしか掲載されていなかった。加えて丈瑠がノーマルのままキョウリュウマルを使う場面は劇中では一切ない。しかし、これは予告詐欺などではなく、本編を見れば分かるが実はこのシンケンレッドの正体は丈瑠ではなく烈堂である。両者がどちらもシンケンレッドである事を利用した秀逸なミスリードだと言えよう。 追記・修正は侍の本分を忘れずにお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が抜けていたので追加。それにしても、やたら省略気味の作品だと思ったら色々事情があったとは… -- 名無しさん (2023-06-26 12 10 04) 改めて聞くとクサレ外道ってすげぇネーミング持ってきてんなって思う -- 名無しさん (2023-06-26 12 17 02) ドウコク様だけでも手に負えないんだから、正式にマンプクが参戦してきてたらどうなってたことやら…まあ「外道」な上に「腐れ」てる連中に仲間意識もへったくれも無いのが救いではあった -- 名無しさん (2023-06-26 19 51 17) TV最終決戦で千明がハイパー化するのが嬉しかったな -- 名無しさん (2023-06-26 20 10 47) wiki内で記事が作られていない00年代以降の戦隊の夏映画は、残すところボウケンジャーとキラメイジャー(夏映画に相当する作品)だけになったぽいね。 -- 名無しさん (2023-06-26 21 13 57) ↑それとゴーオンジャーの夏映画も。あとは夏映画だけじゃなくて「作品単体での映画化」というくくりならリュウソウジャーの『メモリー・オブ・ソウルメイツ』とゼンカイジャーの『赤い戦い!オール戦隊大集会!!』も入るかな? -- 名無しさん (2023-06-26 21 27 02) 正直オールライダー対大ショッカーがアレな作品だったからこっちにもっと尺を割いて欲しかったわ、ぶっちゃけ大ショッカーの半分以下の尺なのに作品としての完成度はこっちの方が高いと思うし -- 名無しさん (2023-06-26 21 46 02) 事前情報なしで見たから冒頭から主人公たちがピンチで驚いた記憶がある -- 名無しさん (2023-07-01 00 13 17) 名前 コメント
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シンケンジャー関係 モヂカラ
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登録日:2011/12/13(火) 22 32 52 更新日:2024/02/19 Mon 16 26 01NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 アヤカシ イカ イカ爺 ジョー「どうせ倒される運命だ」 スーパー戦隊シリーズ チビ チョー チョー ←さんをつけろよデコ助野郎 不幸 不遇 ←出番的には優遇 仮面ライダーディケイド 侍戦隊シンケンジャー 保身 冤罪 出てこなければやられなかったのに!(CV.ブレドラン) 外道衆 大林勝 天装戦隊ゴセイジャー 怪人 戦隊悪役 海賊戦隊ゴーカイジャー 生存本能 生存欲求 知恵袋 知識欲 福禄寿 骨 骨のシタリ お前さん。ちょっと行って、人間に悲鳴上げさせてきな。 骨のシタリとは、『侍戦隊シンケンジャー』に登場した、外道衆の幹部。 ●目次 【データ】 【概要】 【略歴】 【データ】 声:チョー スーツアクター:大林勝 モチーフ:福禄寿+イカ シンケンジャー本編以外にも、『仮面ライダーディケイド』、『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー』、『海賊戦隊ゴーカイジャー』にも客演。歴代戦隊の悪役ではフラビージョに次ぐ客演数を誇る。 【概要】 一人称は「アタシ」。 血祭ドウコクの復活によって三途の川の底から浮上した六門船に駆けつけた幹部で、主に現世の状況を見たりアヤカシを選出したりする役割を担う参謀ポジションであり、「ドウコクの知恵袋」を自称している。 とはいえ基本的に作戦行動はアヤカシ達に全面的に委ねており、自分が直接動く時以外で彼自身が作戦を考えることは殆どない(*1)。 外見は烏賊のような大きな頭をした二頭身で、全体的に僧侶のような出で立ちをしている。そのポジションから滅多に三途の川から動く事はない。それ故にドウコクの側近でありながら過去のシンケンジャーの記録にも残っておらず、丈瑠もその存在を中盤まで知らなかった。 しかし、決して非力ではなく電撃や触手でシンケンゴールドと互角に渡り合う程の強さを誇る。 ドウコクや薄皮太夫とは長い付き合いのためか、彼らには情に近い感情を抱いているというアヤカシにしては珍しく人間臭い一面がある。 一方で、新参の幹部であるアホマロ様こと筋殻アクマロの事は、何を考えているのか分からない彼に対する不信感を露わにしており、反りが合わずに度々反発していたが、アクマロの戦死後は太夫がいなくなりドウコクが三途の川に沈んだことで、自分一人になった為に寂しそうにしていた。 と、ここまで書くと外道らしからぬ人間臭いキャラで終わってしまいそうだが、そんな彼の外道とは「何があっても自分は生き残りたい」という強い生存欲求である。 悪いが、お前さんの命より自分の命が惜しいからね…! この台詞からも窺えるように、自他の命を何とも思っていない外道衆にしては珍しく生に対する執着が非常に強く、自分が生き残るためならば仲間やドウコクのことすら平然と裏切る。 上記した通り、仲間に対する情のようなものは確かにあるのだが、それが己の生存欲求を超えることは決してなく、いかなる状況であろうが常に最終的には己の生存こそを最優先する。彼の作戦行動なども全ては彼自身は絶対に生き残れることを前提としたものである。 ドウコクに対しても内心では「このままドウコクという器の力が増幅すれば、いずれは三途の川ごと自分達すら飲み込むかもしれない」という懸念を抱いた上で「難儀な男」と評している。ドウコクの方はそういったシタリの本性を理解した上で側に置いているのだが、このような姿勢を良しとした上での関係性なので、互いに本当の意味での信頼関係で結ばれているとは到底言い難い。 この辺りは、所詮は彼等もどこまでいっても三途の川から生まれた外道に過ぎないということだろう。 加えて、この生存本能故か非常に知識欲が強いのも特徴で、自分が知らない情報が見つかるとそれを積極的に知ろうとする。志葉家に関する古い資料を密かに集めたり、ドウコクに対しては配下のアヤカシの下剋上を防ぐ為に、封印の文字の情報を秘匿するように進言しておきながら、自分は後にイサギツネなどを使って封印の文字の情報を探ろうとするなど、とにかく自分が知らない情報の習得には余念がない。 特に、封印の文字の件に関してはドウコクからも深入りしないよう釘を刺されたが、本人に反省している様子はない。 数百年に渡る宿敵であるシンケンジャーに対しては彼も敵意をむき出しにしているが、仮面ライダーディエンドやゴセイジャー等のシンケンジャー以外の戦士を見た際には、上述した生存本能から率先して攻撃はせずにまずは様子見をするという計算高さを持っている。 ただし、どちらの場合も派遣したアヤカシに裏切られてしまっているが…… しかし、ゴーカイジャーを目の当たりにした際には、焦っていたのか何なのか彼らしくもなく冷静さを欠いて力ずくで排除しようとしていた。 【略歴】 志葉薫の出現により己の命の危機を感じた際には、ドウコク復活の為=自身が生き残る為に、戦力として強化するべくアヤカシのオボロジメに自身の命を半分与えた。 アタシは生きていたいんだよ…! その為なら……命を半分位無くすのも、し…しょうがないさ。 このことにより、オボロジメに三の目が出来たと同時にシタリ自身は二の目による巨大化能力を失ってしまった模様。 その後、ドウコクの完全復活に伴い六門船で地上を襲うが、最終決戦でもドウコクの敗北など一切想定していなかった為に、戦闘には介入せずに遠巻きに見ていただけである。 さらにシンケンジャーにドウコクが倒されると、一気に引いて行く三途の川の水に乗って、六門船と共に真っ先に隙間に逃げ帰っていった。 ドウコク、太夫! 悪いがアタシャ生きるよぉぉぉ! 三途の川だって、泥の中だって、 生きる事がアタシの……外道さねぇぇぇぇぇぇ!!!!! そう言い残し、シタリは六門船ごと三途の川の底に沈んでいった。 後に『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー』にて、ブレドランが血祭ドウコクの姿を模した血祭のブレドランの力により再度浮上に成功。 ブレドランと協力してシンケンジャーへの復讐を目論むも、逆に三途の川の水を利用されてしまう。 それに激怒して自身の力を分け与えた強化ナナシ連中や強化ノサカマタの大軍を率いて、ブレドランから三途の川の水を取り戻すと同時にシンケンジャーとゴセイジャーをまとめて倒そうと目論んでいた矢先、未来から来たゴーカイジャーによって軍勢は全滅。 そして、自身もゴーカイジャーがチェンジしたゴーオンレッド、ゲキレッド、ボウケンレッド、マジレッド、デカレッドという豪華な総攻撃からのカンカンマンタンガンによって爆死した。 こんなところでアタシが!?ウソだぁぁぁぁ! シンケンジャー開始当初、シタリがゴーオンレッドの海賊版に倒されるなんて誰が予想しただろうか… なお、ゴーカイジャーが外道衆を倒した理由は寝隠神社を破壊した犯人だと勘違いしたため。つまり冤罪で殺されたという訳で、仮にも外道衆の幹部というポジションのキャラの最期としてはなんとも残念な話である。 まぁ、シタリ自身も間接・直接問わず散々悪事をしてきたから自業自得と言えば自業自得だが… ただし、特に『機界戦隊ゼンカイジャー』以降の現在では、同作ゴセイジャーVSシンケンジャーやゴーカイジャーの話は、あくまで「ゴーカイジャーのレジェンド大戦の世界の話」ということになっている為、シンケンジャー本編のシタリがどうなったのかは不明(*2)。 これについては、ジョー・ギブケンが「どうせ倒される運命だ、誰が倒したって同じだろう」と発言している為、もしゴーカイジャーが過去に来なかったとしてもゴセイジャーやシンケンジャーに返り討ちにされていただろうし、シンケンジャー本編のシタリも同様に遅かれ早かれシンケンジャーに返り討ちにされて倒されているのだと思われる。 そして、ブレドランの企みもゴセイジャーとシンケンジャーによって打ち砕かれ、こうして外道衆は完全に壊滅したのだった。 三途の川だって、泥の中だって、 追記・修正する事がアタシの……外道さねぇぇぇぇぇぇ!!!!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] そんなのありかい!? -- 名無しさん (2014-02-24 09 47 30) ゴーカイジャーが過去に来なかった場合、なんかブレドランに盾にされそう -- 名無しさん (2014-02-24 10 11 02) 『骨』なのに無脊椎動物モチーフなのねw -- 名無しさん (2014-02-24 12 54 00) そぉぉぉんなのありかい! -- 名無しさん (2014-02-24 12 55 28) せやな -- 名無しさん (2014-02-24 12 56 58) 確かゴーバスVSゴーカイにも出る予定だったんだっけ?もし実現してたら地味にチョーさんシンケンジャーの関連作品に全部出ることになったのに、惜しいなぁ。 -- 名無しさん (2014-09-22 22 25 01) チョーさん、ジュウオウジャーで久々のレギュラー -- 名無しさん (2016-02-13 19 18 12) 普段はアクマロの事を怪しんでたシタリだが、バッチードがやってきた時は珍しくアクマロといっしょに彼を警戒していた -- 名無しさん (2016-02-17 15 58 08) そういえばビーストウォーズでもブレドランと共演してたね -- 名無しさん (2016-02-18 12 38 08) ↑×8「近くにいたお前が悪い」 ってか?(笑) -- 名無しさん (2016-09-12 20 44 55) まぁ、あの世でドウコクや太夫に会えるのが救いかな。 -- 名無しさん (2017-05-02 00 07 44) アクターは膝立ちした状態でスーツ着てるのかな。足が痛くなりそうだ -- 名無しさん (2019-06-06 23 58 09) マインドフレア -- 名無しさん (2019-06-12 11 12 19) フロムのRUNEシリーズ?Ⅱで続編を匂わせておいて結局Ⅲが出なかったよね、あれ… -- 名無しさん (2019-11-01 21 42 58) ↑×4アヤカシはあの世には行けないからキレイに消滅してるはず だからアクマロはわざと倒されて「これで地獄に行ける!」じゃなくてこの世に直接地獄を呼び出そうとしてた -- 名無しさん (2020-06-04 10 37 03) ↑いずれにしろピエールやツエヤバコンビと同じ位に死亡退場はショッキングだった( しかも、ブレドランが原因で、ゴーカイジャーの誤解( ...いや、洒落じゃなくて。 ))。しかし、あの見た目や雰囲気からして妖怪の伝承ルーツは「ぬらりひょん」かと思った...( 後に朱の盆 )。 -- 名無しさん (2020-06-25 22 31 51) まさかタイムパトロールによって送られた宇宙海賊がレーサー、格闘家、冒険者、魔法使い、刑事に変身して戦い、倒されたなんて本人も思いもよらんよな -- 名無しさん (2020-10-11 22 28 18) ドウコクを怒らせたアヤカシ(そこまで強力な存在ではない)を庇うような一面もある。そんなことすれば逆に自分が切られかねないのに、だ。 -- 名無しさん (2023-11-12 19 56 03) 名前 コメント